スピード

ちょうど日本電産の決算説明会がニュースになっていました。
処理の速さが遅い、客先には行かない、工場に出向かない、問題を処理せずに放置する。「すぐやる」「必ずやる」「できるまでやる」
当社の理念も「いまやる」「すぐやる」「早くやる」
私も感じるのは、常に時間軸を早く回して行かなければ、問題も難題に変わってしまう。
あるECサイトの上場企業の社長さんと話をする機会がありましたが、そこの会社もとにかくスピードを重視していました。
チェス(ゲーム)の世界では、「5秒で考えた一手」と「30分かけて考えた一手」は、その86%は同じ一手であったと!
人の直感はそんなに間違っていないという事だと思います。悩んでいるくらいなら、自分で先に決めてしまい前に進めてしまう。 行動するからこそ、その結果に気づき、間違いも早く見つけられる。
間違いだと思えば修正して、また正しい方向へ行動は変えれば良い。
例えば、お客様へ謝罪の電話をしなければならない。 頭でシミュレーションするのは大事な事ですが、自分で考えているようにお客様が反応してくれない可能性も高いし、お客様もそこまで怒っていない場合もありますし、自分が考えている事以外の理由で、お客様は怒っているかもしれない。それならさっさと電話をして、お客様の本音を聞いてしまった方が解決も速いでしょうし、あれこれ悩んでいる時間も無駄にならないでしょう。
日本電産のような大企業であっても、我々のような中小企業であっても、人が関わる以上は、基本的な仕事のスタイルは同じであると思います。 スピード感がなければ良い結果は生まれないということですね。
最近知り合った不動産屋の社長さんですが、とにかくレスポンスが早いです。その社長さん曰く、不動産価格は時価である為、即決しないと次の日には価格が上がってしまう。 その考えは全ての仕事に繋がると思います。

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