チャレンジャー

月経カップという生理用品が海外から日本に入って来ています。
社内の新製品のアイデア出しで、あるスタッフの提案で私も色々と調べていました。
詳細はネットで調べていただければ分かりますので省略しますが、私の妹も興味を持ってくれて色々と調べ、「日本製を作って世の中の女性に広めたい」というある女性経営者に行きつき、Femtech Tokyoに出展しているということで早速会いに行ってきました。製造を全く知らないOL(2児の母親)が、友人と2人で開発を始めて、自己資金だけでは賄いきれずに、Youtubeチャンネルの「令和の虎」で社長さんたちにプレゼン(熱弁)をし、見事に高額出資を受けて製品開発に着手し、1年弱で製品化しました。 そのエピソードを聞いているだけでも、すごいと感心させられますが、日本に出回っていないそんな製品が本当に売れるのか?と周囲から反対を受けて、一緒に始めた友人も離れていき、今は一人で頑張っていますと話してくれました。 今年1月に令和の虎で出資を受けた時には、もう後戻りが出来ないと覚悟を決めたらしく、作り方から必要な設備、医療認証まで、独自に調べてクリアーしていく、もう四六時中頭の中はこの新製品のことしかありませんと教えてくれました。
物を作る、物を売る、サービスを提供する、何の商売を始めるにも時間の全てをその事に注がなければ成功しません。 そこに発想力だったり、行動力、知識、協力者を増やす説得力、組織をまとめる統率力が加わって来ますが、その源は全ての時間を費やせる事、自分がハマれるか(情熱)という所に行き着きます。 働き方改革、休みを増やそう、日本人は働き過ぎとか、確かに無駄な残業を無くそうとする政府の方針は私も共感できますが、しかし捉え方を間違えれば、日本の産業を弱めることにつながります。
例えば、私が宅建に落ちたのは、単純に勉強時間が足りない = 不合格 に結びつきます。 (単純に頭が悪かったのかもしれませんが。。)その分、人の何倍も時間を費やすべきだった筈です。
仕事も同じですね。

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