目標に向かって

9月から期が始まり社長と常務がマネージャークラスと部門長クラスを中心に新期の目標設定の面談を進めてくれています。5W2Hの手法で、目標までのロードマップを一人づつ確認して行ってくれています。
目標を明確に示し、ロードマップを書く事で、自分の向かう道を間違えずに進む事が出来るので、とても良い手法であると私も感心しています。 しかし、人というのは不思議な生き物であり、ロードマップを決めても、その通りに進めないように出来ています。 仕事をする上で、突発的に発生する問題解決があります。 優先順位を決めていても、納期が短い事を先ずはやらなければ行けないケースが多だ起こります。特に管理者の仕事は、会社のゴタゴタを解決する事が仕事であり、問題解決が上手な人が仕事が出来る人と周囲から思われる所が多いです。 だからと言って、期首に立てたの目標が達成出来なかったでは済まされないという事も覚えておくべきでしょう。 人は作業をしていると、あたかも仕事をしているという気になります。 例えば、クレームがあり、返品されてしまい、納期を間に合わせる為に選別を行ない、苦労した末にお客様の納期に間に合った。 選別に時間と労力を割く事で、仕事の達成感は味わえますが、それで終わってしまったら品質目標はクリア出来ません。 選別後の行動(問題解決)の方が、本来の仕事である事を忘れては行けないという事です。むしろ選別以上に時間と労力をかけなければ目標達成は成し得ません。 他にも、売上を〇〇上げるという目標を課された営業マンがいるとしたら、社内の根回しや製品の立ち上げも営業が関わらなければならない仕事ではありますが、本来の役割は数多くの客先へ伺って、製品を売り込み、注文を貰ってくるのがその営業マンでしか出来ない仕事なのです。
マネージャーというのは、組織を動かす立場であり、自分が受け持つ組織全員が目標をクリア出来るのかを、プランして行動する事が必要ですし、日夜、頭を使ってプランを考えなければ達成されません。
まあ、私も偉そうな事を言っていますが、実際にここ数週間は宅建の勉強の事しか頭に無く、本来の仕事にもっと時間を割かなければならないと、自分自身苦悩しているのは確かです。残り3週間の勝負なので、今は優先させて貰いますが。。
来週は業績発表会もあるので、自分が前期足りなかった事を見直し、自分の役割を再度明確にして、今期の目標設定を行って欲しいと思います。

関連記事一覧