教え方
宅建試験も残り1ヶ月が過ぎ、仕事の合間を見て勉強に勤しんでいます。
しかし、都市計画法という新たな難問につまづいており、〇〇地域や〇〇制限など暗記問題が続いていますが、さっぱりイメージが付かづ悩まされています。 毎週土曜は学校に通っていますが、いまいち先生の授業に付いて行けていないと感じます。 先生も、週1回の3ヶ月で全てを網羅しなければならないので、1つづつ丁寧に教える時間もないとは思いますが、もう少し分かりやすく教えてくれても良いような気がします。 その為、分からない問題はYoutubeで図や絵で分かりやすく解説してくれている動画を探すのが日課になりつつあります。
誰かに物事を教え、しっかり理解して貰うのも能力だなっと感じます。
例えば、先生になるという事は、先ずは自分がそれに精通する知識や技術がある必要がありますし、ある程度のプロになれなければ、他人には教えられません。 しかし、「できる」と「教える」とは、また能力が違ってきます。 説明するにおいても、専門用語(難しい単語)を使って説明する先生がいますが、素人にはさっぱり分かりません。また物事を理論的に説明しないで、これはこうでああで見たいに大雑把に教えるのも、我々にはさっぱり理解できません。 もっと簡単な単語を使って欲しいし、分かりやすい例えで理論的に教えてくれたら良いのにと思います。
先日、無料で1時間ゴルフを教えてくれるイベントがあったので、妻が応募してくれました。その先生は、プロ(レッスンプロ)の資格は持っていないのに、20年以上ゴルフを教えて飯を食っている先生でした。 始めに10球打ってみてと言われ、黙って私のスイングを見て、10球打った後に、「稲村さんフォーム汚いねぇ」と一言。。 それから、そのフォームになるのは、稲村さんの重心と体質(4スタンス理論)がそうさせているから、今の汚いフォームが合っているから直さない方が良いと。 その後は、その理論を私の身体を使って詳しく説明してくれました。 私も何度か他のレッスンプロの指導を受けましたが、大抵は綺麗なフォームに直され、しばらく経つとまたいつもの汚いフォームに戻ってしまう。 誰もその理由を説明してくれないのが、今回プロ資格もない先生が、見事に言い当ててくれた事に、驚きと深い納得を得る事ができました。
人は、頭の良い人もいるし、手先が器用な人、理解力のある人、覚えが悪い人、不器用な人など、その人によって様々です。 自分が出来るからと言って、同じように相手に教えても、出来ないケースが大半だと思います。 教え方も一つの能力です。 相手に合わせた教え方が必要という事ですね。