大好物が。。
悔しくも食中毒になってしまいました。
5〜10分間隔で胃が耐えられないほど痛い。
恐らく症状からアニサキスだと思います。
最近スーパーでも目にします寄生虫アニサキスの注意書ですが、
長さ2〜3cmほどの半透明の糸状の幼虫で、サバ・イカに多くいますが、
他にも、アジ・サンマ・カツオ・イワシ・サケなど、大半の魚の内臓に寄生しています。
ただ、宿主の魚が死ぬと、アニサキスが内臓から身の方に移動してくるらしく、
生食(刺身)が大好きな私には、かなり恐怖な存在です。
アニサキスは、熱湯と冷気に弱く、60℃で1分、70℃では瞬殺、また24時間冷凍で死滅します。
その為、ノルウェーサーモンなど冷凍で輸入される魚は、安全と言えるでしょう。
それではなぜここ数年でアニサキスの被害が増えているかと言うと、輸送技術の進化によるものだと言えるでしょう。 冷凍すると鮮度が落ちると言われている昨今、如何に凍らさずに消費者へお届けするか、その輸送方法の成果が逆にアニサキスの被害を増やしてしまっているとのこと。
美味しく食べさせようとするとリスクが増す。 何とも寂しいことですね。
お腹の痛みに悶えながらも行った病院の胃腸内科の先生からは、
「生魚を食べる以上は、お腹が痛くなるを覚悟して食べないとね」と無情に注意されてしまいました。 「海外では魚は火を通すけど、日本人だけだよ・・・」っと、 刺身は日本人の唯一の楽しみだと、酒飲みの私は思う所です。
治療方法は、病院の胃カメラで取って貰うか、放置していても4〜5日でアニサキスは死んでしまうので、段々と胃の痛みが無くなって行くと思います。 因みに私は、症状が出て既に4日ほど経ち痛みは治まりましたが、未だに胃がもたれているという感じで食欲が戻らず、この4日で3kgほど痩せました。
最近太り気味の私にとっては、良いダイエットになったと前向きに考えていますが、それでもあの胃の痛みは2度と味わいたくないです。 皆さんも、お刺身を食べる際は十分に気をつけてください。
また、お刺身を食べる際は、よく噛んで食べると、多少の抑止力になるとのことです。