脳の自動化
9月より48期が始まり、今期の指針とスローガンを発表しました。
「考える集団・・・」ということで、ちょうど人の脳についてネット検索していたら面白い記事があったので紹介します。
記事のタイトルは「人間はバカになるようにできている」です。
歳を取ることで、段々と新しい事にストレスを感じるようになります。 ちょうど40代の皆さんは経験があると思います。 10代、20代の頃は、新しい環境に行っても「適応力」があるから、あまりストレスを感じません。しかし、歳を取ることによって、この「適応力」が段々と衰えてしてくる事により、新しい事にチャレンジしても中々上手にならず、それが億劫となりチャレンジしなくなります。要するに、この適応力を鍛える事が、脳の若返りに繋がると言うことです。
脳には怠け癖があります。 例えば、毎朝家を出る時に鍵を閉めますが、朝から考え事をしている時など「あっ鍵を閉めたっけ」と後から不安になることがあります。 それは、外に出る時は鍵を閉める行為が習慣となり、無意識の内に行っている行為になります。 それが「脳の自動化」と呼ばれます。
小学校の頃に漢字をノートにびっしり書かされたと思いますが、漢字を書く事を脳の自動化レベルになるまで覚えさせる事であり、大人になってパソコンで物を書く時に勝手(無意識)に漢字に変換出来るようになります。 また、毎日文章を書いている人は、スラスラと速く上手な文章を書けるようになるのも、この脳の自動化によるものです。 脳の自動化は、一見良く見えますが、実は脳が楽をしている=脳の衰退となります。 ではどうすれば良いかと言うと、この無意識レベルの行動に刺激を与えて意識のある行動に変えて行くことだと言います。
会社で、常に改善しなさいと言っているのは、常に頭で考えさせ、創意工夫を促すことで、行動を違った行動に変えさせ、脳に刺激を与えています。それが、新しい事へのチャレンジ心、好奇心を養って、若い人と同じような適応力が身に付いて来ます。
今期のスローガン、若返りのチャンスと捉えて欲しいですね!