帰省

お盆は妻の実家に帰省していました。
今回は新幹線で大阪へ行ったのですが、感染拡大の影響なのか平日よりむしろ少ない乗車率だったと思います。 妻に聞くと、約7割の人が今回のお盆は田舎に帰省せず自宅近辺で過ごすという人が多いとのこと。 確かに、都市部では未だに2万人近い感染が広がっているため、実は自分が無症状では無いかと感じる人も多いでしょうし、それを実家に持ち込みたくないと思うでしょう。 今回、私が帰省した理由は、義父のお見舞いでもありました。 義父は、5月にコロナに感染してしまい、重症化し、丸々1ヶ月入院し治療をしていました。 今はすっかり完治していますが、退院した6月、7月は、ほぼ家で寝ていたと言っていました。元々、基礎疾患持ちで、肝臓移植もしているので、妻も父がコロナになったらマズたすからないと話していましたが、日本人のほぼ3割が感染しているという統計もあるように、十分注意をしていても感染してしまいます。 義父は、5月初めに発熱が続いた為、近所の市民病院へ行きPCRと抗原検査を行っても陰性でした。 ただ、肺炎の疑いもあったのでそのまま市民病院に入院をしましたが、5日経っても症状が良くならず、以前腎臓移植をしてくれた先生に頼んで大阪大学附属病院で受診をして貰った所、そのままICUに入れさせられました。 さすがは大学病院ということで、PCR検査とか関係なく、その患者の症状やバイタルデータを見て、適切な処置をしてくれたと話してくれました。 もし後2日遅かったら・・・だったろうと、今は冗談半分で話してくれましたが、私も「お父さん冗談では済まないですよ!」とショックを受けました。 変異株がどんどん出てきますが、ウイルスも変化をする上で人の免疫やワクチン、検査を逃れ、ウイルスが絶滅しないように変わっていきます。 ウイルスも、人の細胞に侵入しなければ増殖出来ない訳ですから、我が身を守る自然の摂理と言ってしまえばそれまでですが。
とにかく、元気に回復してくれた義父の姿が見えて、本当に安心したお盆休みでした。
今回のお盆休み、医療従事者の方々は休みも取れずに、日々コロナ患者の治療に当たってくれています。 コロナ感染が始まり、既に2年半が経ちますが、まだまだゴールが見えない状況です。
我々の命を守ってくれている方々へ、本当に感謝しかないですね。

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