ワクワク感
人とくるまのテクノロジー展に、時間が取れたので行ってきました。
午後3時過ぎからだったのと、知り合いが何人か出展しており、久々の再開についつい話し込んでしまい、全部が見れなかったのが残念でした。 内の営業マンのブログにも書いていましたが、ほぼEV車一色といった印象であり、どこのメーカーもこの時流に遅れを取らないように、日々研究開発を行なっています。社内では、卒自動車を進めなければと言っていますが、自動車部品で食べさせて頂いている分、当社もこの時流に取り残されてしまう訳には行かない、そんな想いが巡って来ます。
それもその筈、私も乗っているスバルがBEV車を出していました。 ちょうど先週に行ったスバルのディーラーでも、話は聞いていましたが、実物を見るのは正直ドキドキ! あの速くて安定した水平対向エンジン、エンジンを愛するスバルが、それもPHEVを飛び越えてBEV車ですので、もう本気でEV車をやらなければならないという事ですね。 日本車に関しては未だオレンジの樹脂管を使っていますが、ヨーロッパは樹脂でない物が増えて来ていますし、テスラモーターのようにハーネス自体を使わない設計も出てきています。 当社も生き残りをかけた技術勝負と行った所で、どこまで自動車の設計へ良い提案とニーズに答えられるかで、近い将来どちらに転ぶかが決まります。
他にも気になったのは、インパネ周りがシンプルになって来ているという事です。
レバーやスイッチが減り、真ん中に大きなモニターだけが付いた、スッキリとした近未来的なインパネに。 タッチパネルやスマホのように便利な物が開発されると、以前活躍した部品が様変わりします。 しかし、便利で使いやすい物が増えれば、また新たな課題が出てきます。 モノ作りは、その課題に取り組み、それを克服していくもの。 やっぱり製造業って本当楽しいな〜っと、モノ作りの見本市に来るとワクワクが止まりません。 他にもいくつか目をつけた物がありますが、それは当社の未来に温めておくとして、ホンダがソニーと協業する時代、自動運転、居住空間、心地よさ、そして人を魅了する好奇心、人はいくつになってもワクワク感を持つ生き物です。
仕事とは、常に新しいモノ、新しいコトを追いかける集団でありたい。 それが私の願いですね。