意見交換

大学の先生や各分野の専門家の先生たちと意見交換をする機会がありました。
意見交換というより、一方的に勉強させて頂いたというのが事実ですが。。
現在のグローバル企業の最新技術や将来期待できる分野、またカーボンニュートラルに向けての世界の動きなど、私自身もっともっと知識を得なければならない事がたくさんあると痛感しました。
「水」「エネルギー」「食」この3つのキーワードで世界のあらゆる事柄が説明出来ると言われます。
人が生存していく為に必要不可欠な物であり、この3つさえあれば人は生きられますが、足りなければ争いが生まれます。 企業を永続させる為には、何かしらこの3つの物に関連するビジネスを行えれば、安泰と言えるでしょう。 ただその前に、企業は利益を得なければ衰退してしまうので、どんなビジネスにしろ利益の追求が必要です。
第二に、世界のトレンドは追いかけなければならないという事です。
世界が、SDGsやカーボンニュートラルに舵を切っているのであれば、企業としてそれに追従して行かなければ、社会的信用から取り残されてしまいます。 また世界の環境対策への流れが、どちらに動いているかによっても、その取り組みが変わってきます。
環境対策を行いますと一括りに言っても、CFP(カーボンフットプリント)だけ見るのか、LCA(ライフサイクルアセスメント)まで考えるかによっても違ってきます。CFPは対象を温室効果ガスに限定していますが、LCAとなると温室効果ガスの排出量のみならず、資源枯渇や酸性化、大気汚染、廃棄物に至まで考えて行かなければなりません。
私も未だ勉強中で合っている分かりませんが、例えば、EV車で見ると、ガソリンより電気で動く方がエコですが、その電気の発電方法から電池製造に関わる原材料やエネルギー消費、使用済み電池の廃棄方法まで考えると、環境対策としては、まだまだ解決しなければならない課題が多いという事になります。
どのように取り組んで行くのか、我々中小企業にとっては難しい課題です。 先生が言うには、現在の温室効果ガスの測定(特殊な計算式がある)と、小さい所からでも省エネへの取り組みから始めるのが良いとの事でした。
他にも、半導体の事や、食品トレイの技術応用や、培養肉の事など、知識が色々な分野に飛んで、違った形となって結びついていく、久々に学生に戻った感じを受けました。 大人になったら勉強しない! それは間違いです。 社会人になったら学生の時より多く勉強しなければ、社会からも会社からも取り残されてしまいますね。

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