12月
12月に入り、世の中も慌ただしくなっています。
先週は名古屋へ行ってきましたが、昼過ぎにも関わらず新幹線の乗客がいっぱいでした。
コロナも大分落ち着いて来たのか、例年通りの慌ただしい年の瀬に近づいてきたのでしょう。
12月は、他の月に比べ事故や怪我が多い月でもあります。 交通量も増えるし、仕事納めに向けて年内中には今ある仕事を片付けたいと思う焦りから、無理やミスをしてしまうケースもあります。
また寒くなってきたので、身体も硬直してしまい上手く動かないなど、必ず仕事の準備段取りから十分にまた周到に注意をして欲しいと、私も含めて皆には注意喚起をしております。
安全は、企業としても家族にとっても変えられないモノです。
よく製造業で取り入れられているのが、社内ミーティングや会議、朝礼、商談など、話をした最後に「ご安全に」という言葉で締め括る会社が増えています。 それだけ、社会全体が防災への意識強化に取り組んでいる理由でしょう。
他に例年と違う12月としては、原材料の値上げが未だに続いているということです。多い所ですと、今年だけで4回も値上げを打ち出されている原料もあります。 お取引先の方々が年末の挨拶に来られますが、話題は来年からまた〇〇円値上げして欲しいという要望を出されます。年末年始くらい「今年もお世話になりました」で気持ちよく終わりたい所ですが。当社からも、お客様へ値上げのお願いをさせて頂いてるので、なかなか強くは言えませんが。。
物の値段が上がる事は、個人的には良い事だと思っています。 世の中、安く買い叩く値引き値引きの風潮が長く続いていた為、どしても適正価格が狂い始めている気がします。 特に、資本力の強い所は、我々中小企業より安く買っているのは現実にありますし、我々中小企業を上げるよりも、むしろ大手への売値を上げて欲しい所ですが。
金属や鉱物、樹脂類は、世界の市況で値段が変わっていきます。 このコロナ禍で、需要が増え供給が足りていない為に値段が上がっています。 しかし我々のような加工メーカーは、いくら市況を説明してもご納得して頂けないケースが多く、何とも悩まし限りです。 説明しても、根拠を出しなさいや、単価に占める材料費を出しなさいなど、無理難題が返ってくるのも考えものでしょう。
価格の話をすると、キリがないのでここまでにしますが、
私も、昨年は自粛していましたが、今年は年末の挨拶回りに精を出しています。
12月も半ばとなり、残り3週間で年越しとなります。
良い年が迎えられるように願うばかりです。