新たな価値

企業としての新たな価値という事で、講師の先生に来て頂いて勉強会を行いました。
AI、IoT、GAFA、SDGsなど、10年前には想像が付かなかったキーワードが、今では普通に使われています。
では今後10年、20年を想像した時に、この世の中がどのように変わって行くのか? そう簡単には答えは出ないでしょう。 しかし、一つだけ分かる未来があります。 それは世界の人口が増えるという事らしいです。
2021年の世界の人口は約78億人。1950年は25億人、私が生まれた1980年は45億人、2050年には97億人と予測されているそうです。
ここ数年、SDGs(持続可能な開発目標)が国連から出され、2030年を目標に17項目のゴールが構成されました。
企業も、このSDGsに乗っ取った活動をしていかなければ、世界から取り残されてしまいます。
また、こんなに豊かな日本でさえも、実は4番目の「質の高い教育をみんなに」以外は、未達らしいです。
しかし、本来のSDGsの目的は、この人口爆発によって確実に食料・エネルギー・資源・水が足りなくなる。
歴史上、自分の領土で食料や資源が足りなくなるから、戦争や侵略を行い自分の領土を増やそうとする。
近年、イーロンマスクが火星移住計画を発表しているのも、この人口爆発によって、人類が滅亡することを回避する為に目指されていると言います。 その為に、我々人類は、地球に優しい生活、企業活動を行わなければ、イナゴの大量発生のように、やがては食料や資源を食べ尽くし、また適正数まで人口が減って行くでしょう。
動物や植物から言わせば、人類がいるから地球が汚染されて行くと。。
例えば、ロシアのチェルノブイリ(原発事故があった)は、人間にとっては死の森と言われ誰も住めない状態ですが、動物にとってはエデンの園(楽園)となっており、絶滅危惧種も増えていると聞きます。

さて、前置きが長くなりましたが、当社にとって10年後・20年後を生き残る為に、どのように変革して行かなければならないのか? それを本気で考える時期になっているという事です。
当社の今ある強み(内部資源と知的財産)を先ずは整理し、これから起こる外部環境を予測し、今ある強みにプラスこれから必要な資源を考え増やしていく。
流れを話すと簡単そうですが、実際に経営デザインシートに落とし込むのが、なかなか至難の技です。
コロナウイルスで、今までの経営スタイルが覆されたという社長さんたちも多いでしょう。
誰もが予測不能な現代であるからこそ、しっかりと自社を見つめ直して行かなければなりません。

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