厄払い
昭和55年生まれ42歳「男の大厄」と聞いて、早速神社へ行って厄払いをしてきました。
男性の厄年は、25歳・42歳・61歳ということで勝手に来年だろうと思っていましたが、実は数え年で見なければならない。 よって41歳の年で1月1日より(地域によっては2月4日の立春より)既に本厄を向かえていました。
通りで今年に入って何をやっても裏目に出てしまい、精神的にもかなり弱気になっています。
コロナ化で会社も経済も環境も苦しい時だけに、自分自身一層引き締めて行かなければなりません。
家から近い寒川神社へ行きましたが、25歳の厄年も昨年の前厄も、そもそも厄払いに行った事がありませんでした。
実際の厄払いは、1回に50名ほど集められ、お祓いをして貰い、本堂に通されて祈祷を受けます。 神主の祈祷の中で自分の名前とお願い事を読み上げられます。 その後、一人づつ玉串奉奠を行い、帰り際に神札や御守りなどの授与品を頂きます。
興味のある方は、下記をご覧ください。
http://samukawajinjya.jp/worship/index.html
人生の節目に反省を促す昔人の知恵
「厄」には「苦しい、災い、節」という意味があります。そもそも「厄」は「役」に通じるといって、必ずしも「災難に遭いやすい」ことばかりが強調されてきたわけではありません。
長い人生には要所要所で節目があり、肉体的、社会的にも様々な変化による区切りがあります。その節目にあたり、あらかじめ心の準備をおこたらないように昔人は「厄年」という習わしを考えたのです。
昔の人はすごいな〜っと関心します。 後世の人たちが起こりうる災難を伝統や言い伝えとして残してくれています。 江戸時代や鎌倉時代の人たちも、この年齢は何故か災難が続くと感じたり、病気になって周りの人や家族に迷惑をかけてしまったりしたのでしょう。 迷信と言ってしまえばそれまでなのでしょうが、心にとっても身体にとっても節目の年である事、十分注意したいと思います。