期限と時間
何をやるにも期限を持たなければ完了しない。
例えば、家が散らかっているから掃除をしといてと妻に頼んでも、なかなかやらない。 しかし、週末に友人が遊びに来ることになると、金曜になって慌てて部屋を綺麗にしだすものである。
それなら夫がやってやれよと言われてしまいますが、夫は仕事が忙しいと妻に押し付ける。。 (内の例ではないですよ!)
中国と仕事をしていて関心することは、とにかく無理難題を押し付けてくること。 例えば、見積回答は2日間、試験依頼は3日間、稟議の承認は当日。。
中国の客先からも、水曜にメールで注文が来て金曜までに届けてくれ!
物流だけで2日はかかるのにお構いなし。はっきり言って無茶苦茶である。
しかし、厳しい要求をすることで、人はあれこれ頭を使って、先ずは間に合わせることを第一に考える。完成度が100%で無くても、8割出来ていればそれで良し。残りの2割はやりながら改善していく。 それよりも時間の流れを早く回すことで、ビジネスが活性化し企業が成長していく。
因みにお隣の韓国では、政府の電子化(IT化)が世界1位であり、十数人のIT博士でプロジェクトチームを作り、政府部門の電子化をどんどん進めているという。 今回コロナで問題となった助成金も、10分程度のネット申込みで国民一人辺り9万円の補助金申請ができた。
駅には住民票などの書類をマイナンバーと携帯電話番号の入力だけで、簡単に取得できてしまう端末を設置したり、引越しで住所変更をネット上で行うだけで、運転免許証や各種証明書の住所変更、公共料金の領収書発行先など、紐付く全ての変更を一括で行ってしまう。 また、運転免許証も、カードで持ち歩かなくて、電子IDとしてスマホの端末に入れることができるという。
話はそれてしまったが、日本人の時間の意識、効率という面では、近隣諸国に比べると遅れてしまっている。 確かに安全面や完成度を見れば、そんなので実用化したら問題が起こるよねっという事はたくさん見受けられる。しかし、コロナ禍でも成長している企業を見ると、とにかく時間意識を高め効率重視の企業が目立ちます。 前回のブログにも書きましたが、とにかく一人一人のパフォーマンスを最大限に上げる事。 それが今の当社の課題です。