時世の変化は自ずの変化

世の中がコロナ禍でどんどん変わって行っている。
当たり前に行えた事が、行動の自粛により出来なくなってしまった。
その中で、ITを活用したサービスが台頭してきている。
例えば、Zoomなどテレビ会議システム。
今では会議は全てZoomを使ったテレビ会議システムが主流になりつつあり、
三密となる会議室での対面での対話では無くなっている。
当社では、毎年母の日イベントとして、全社員が食堂に集まりプレゼントや手紙を書いてお祝いをしていたが、今年は中止となりました。
その代わり、グループLineを活用して、一人一人個別にメッセージカードを送る形となりました。返信も携帯からお礼の写真を撮って投稿する。
営業も、ホームページやPower Point を活用してのプレゼンに移っている。
画面越しに相手の購買意欲を高める為の練習を繰り返している。
リアルで会うので無く、仮想現実(VR)の形に変わりつつある。
テレワークで、自宅のPCからリモートで職場のパソコンを動かして業務を行っていく。
海外出張も行けない状況で、本社側が海外工場の受注状況を如何にリアルタイムで把握するか、当社も4月から情報共有を進めている。
大阪府知事が、数字での出口戦略を打ち出しました。
他の地域も国も後手に回っている理由は、各保健所でのPCR検査の正確な数字が把握出来ない点にあるという。
大阪府は、4月20日の時点でスタッフ総動員で保健所に派遣して、情報収集を行っているから出来たとの事である。
他にも、婚活サイトの女性の会員数が増えているという。
不安が募る時期だからこそ、人は安泰を求めるのでしょうか。
お見合いも、Zoomを使って仮装デートを楽しむカップル。
実際に顔を合わせて会うより、仮装デートの方がカップル成立する確率が上がっているという。
対面で相手と話をしても、人は知覚からの情報が多くなり過ぎてしまい、
相手の話が頭に入って来なくなるという。
その分、画面越しで話をすると、外見など相手の欠点より、話が面白いか、話していて価値観が合うかが、基準になってくるという。

正直、コロナ禍が今月末、来月に収束するとは限らないでしょう。
段階的には自粛も解除されていくでしょうが、また第2波、第3波が来れば、
緊急事態宣言の繰り返しとなるでしょう。
今だからこそ、IT化の波に乗り遅れないように、自らその波に飛び込んで行く覚悟と努力が無ければ、IT化の波に取り残されてしまうでしょう。

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