「ボス」と「リーダー」の違い
トヨタ春交渉2020で、豊田社長より下記の内容がありました。
「ボスになるな リーダーになれ」『幹部職への期待』
・あるべき姿ばかり主張でなく、それを実際の仕事に落とし込むこと。
・現在と過去の仕事をしっかり遂行しながら、未来の仕事も必要、
「未来は回答も前例もない世界」であり、
「PDCA」の「DO」が特に大切で、成功するまで「DO」をし続けること。
『ボスとリーダーの違い』※イギリスの高級百貨店チェーン創始者の言葉
・ ボスは私という、リーダーは我々という
・ ボスは失敗の責任をおわせる、リーダーは黙って失敗を処理する
・ ボスはやり方を胸に秘める、リーダーはやり方を教える
・ ボスは仕事を苦役に変える、リーダーは仕事をゲームに変える
・ ボスはやれと言う、リーダーはやろうと言う
上記以外にも、「当たり前のことを当たり前にやれていない。」
朝はきちんと挨拶をする。
何かをしてもらったら「ありがとう」と言える。
自分が開催した会議には自分が一番先に行く。などなど
新入社員でも出来ることが、職務が上がると出来なくなる。
それが、「ボス」=「横柄」となるのでしょう。
トヨタもここ数年で組織改正を行っており、階層を少なくしているとのこと。
階層を少なくすることで、各ポストの役割と重要性を大きくし、各機能の目線では無く、より経営に近い目線で会社を動かして行ける人を登用する。
当社も、3月より組織改正を行っており、部門長たちがより経営に近い目線で業務や指導が出来るように変えて行っています。
次代のリーダーを育てる。 明るい未来の為に!