皆で力を合わせる!
マスクが足りなくなってしまっている。
当社の中国工場を稼働させる為には、マスクが必要である。
政府部門からは、毎日一枚マスクを社員に配る事、それが稼働の条件である。
他にも、田舎から帰って来た社員は14日間の自宅待機し健康観察。
出社する人は、毎日工場の門の前で体温測定が義務付けられている。
上海市に住む人口は約3,000万人(内半分の1500万人が田舎から来た人とする)
上海にあるマスクメーカーの1日の生産能力は、1日260万枚。
単純に1日1,240万枚のマスクが足りない計算となる。
我々企業もそうだが、子供達が通う学校も、マスクが無ければ開校が出来ないとの話である。
日本もマスクや消毒液不足が深刻化しており、病院では消毒液が足りない為、患者の受け入れが出来ないと、医者も頭を悩ませているとのこと。
ニッセイグループとして、中国へどのような支援が出来るのか、皆で知恵を出し合っている。日本に無ければ、海外のグループ会社に頼んでマスクや物資を送って貰っている。
先ずは、中国で働く従業員とその家族を守っていかなければならない。
また、他拠点からの生産応援も急ピッチに進めている。
どの業界も、中国から輸入している部品が多く、世界的に生産がストップする危機も騒がれいますが、ニッセイグループとして、如何に安定供給を続けるか、それが今の課題である。
「うばい合えば足らぬ、わけ合えばあまる」
相田みつをさんの言葉にもありますが、改めて心に感じるものがあります。
日本国内のマスクメーカーも、24時間休み無しでマスクの製造を行っていると報道されており、市場への供給も徐々にされ始めるとの事です。
たくさんの人たちが、復興に向けて力を合わせています。
当社の中国工場の責任者も、復帰に向けて日夜奮闘してくれています。
皆で力を合わせてこの危機を乗り越える。 それが全社員の合言葉です。