全社員が営業マン
年が明けて、景気があまり良くない話を聞きます。
当社の業界(電設資材)においても、昨年秋頃から仕事が減りはじめています。 当社も、今月は中国やベトナムの長期連休(旧正月前、テト)前で、忙しくはさせて頂いているが、2月になってみないと先が読めない状況であります。
当社の考えに、「全社員が営業マン」という言葉がある。
営業職はもちろん、事務員、製造部門、倉庫や品管、開発部門においても、全社員が営業マンであり、お客様が喜んで頂けるように創意工夫を持って最大限のサービスを提供する。
言葉にしてしまえば簡単であるが、お客様の無理難題、短納期、高品質、コストと、一つ一つに答えて行くには並大抵な努力では達成できない。 ましてや、景気が悪くなれば、競合も挙って、繁忙期は断っていた無理難題にも積極的に答えていくでしょう。
景気が悪い時こそ、その会社の実力が試される。
お客様から、
「困ったらニッセイエコに頼めば、やってくれる!」
It’s our pleasure. (直訳:それが私たちの喜び!)
昔、アメリカへ留学していた時に、迎えのアパートに住んでいたおじいさん(アメリカ人)に、よく勉強を教えて貰っていました。元々物理の教師でしたが、既にリタイアしていたので、大学レベルの問題となると、あ〜でもないこ〜でも無いと、昔の教科書を引っ張り出して来てくれて、何時間でも私の勉強につきあってくれました。
毎回、Thank you very much とお礼を言うと、決まって「It’s my pleasure to teach you study」と笑顔で答えてくれました。 それから、Pleasure おじいさんと勝手に呼んでおりましたが。
相手の要求を100%答える事はコスト的に難しい。 しかし、解決策を一緒に考える事が「pleasure(喜び)」である、それが目指すべき全社員が営業マンなのでしょう。