先週は恵州工場のクオリティーカップの監査を行なって来ました。
今回の監査員は、ベトナム工場のスタッフがメイン。 私は、彼らのお世話役です。
恵州工場に着いたら、現場のスタッフから大きな声で「ニーハオ！」
いつもは私から挨拶し、やっと返してくれるスタッフが、今回は向こうから先に挨拶！
ベトナム工場は、挨拶だけはうるさく教育している工場である為、
恵州スタッフとしては、ベトナムには負けられないと闘志を燃やしている。
前回、前々回の指摘事項であった挨拶が、
いとも簡単に改善されている！
恵州の責任者が言うには、
上（私や責任者）から言われるより、
同等（ベトナム人スタッフ）から指摘される方が、
プライドが許せないとの事。
「なるほど！」と妙に納得してしまった。
監査も、ベトナムスタッフから指摘事項に、
その指摘は納得しない、私たちはこうやっている、品質上その指摘は必要か？ など
恵州スタッフもなかなか非を認めようとしない。
私はと言うと、そのやり取りをニコニコ見ながら、
「おっいいぞ、どんどんやれ！」
今までは、私が監査をすると、スタッフの抗議など
一蹴してしまう。
指摘を受けたスタッフも、どうせ老板（ラオバン）が
言っている事だからと、その場限りの反省で
終わってしまう。
今回の国別対抗戦！ なかなか面白い展開になって来ています。
さあ、どこが１番になるのか、本当に楽しみである。
