管理するとは
管理するとは?
顧問から、指導を受けました。
商売には、必ず取引基本契約書を取り交わし、それに準じて売り買いが行われます。
基本は、注文書が発行され、納期回答を行い、製造し、納品をして、請求書を発行し、代金回収を行う。
その一連のアクションにおいて、始まりは必ず注文を受けてからである。
客先が口頭で、「そろそろ買うよ」と言っても、注文を受ける前に物を作って納品は認められない。
それが商売の鉄則ではあるが、どうしても数字を取りたい営業マンは、ルールを無視して
先へ先へと進めてしまうケースがある。
それらが日報を上げてもらっているのに、正確な情報が入って来ない。
担当者が悪いのか? チェックをしていない上司が悪いのか?
痛い思いをするのは会社側(後者)
50%以上は上司や経営者が悪いと顧問から指摘を受けました。
その点、大企業は勝手に物事が進まないように、しっかり管理(チェック)がされている。
客先や仕入先との打合せ後は、必ず打合せ記録を残し、上司が目を通して判を押す。
お互いに仕様を決めて、仕様書を取り交わして、問題がないか上司がチェックをする。
最近では、担当者同士のメールのやり取りも、必ず上司や複数をCCに入れて配信されている。
コンプライアンスを遵守するには、会社側がしっかりと管理しなければならない。
大半の社員や営業マンは出来ているから、どうしてもチェックが甘くなり漏れてしまう。
経営者も上司も、部下を信用しているし、ルールを守る事は当たり前だと軽視してしまう。
99%の商売がルール通りに行われていても、たった1%が命取りに繋がる。
私も企業管理を一から学び直しています。
時間がかかっても、分からなければ専門家の意見を求めること。
それが人を管理し、1%のミスを未然に防ぐ事に繋がる。