何事も経験
先日、3日間入院しました。
人生初入院で、初全身麻酔! 1時間ほどの簡単な手術でしたが、
初めて受けるとなると、流石にビビるものである。
朝9時からの手術に、6時前から既にソワソワと落ち着かない!
10分前に看護師さんから声を掛けらると、ビクッと直立不動に!
看護師さんから「そんなに恐がらなくても大丈夫ですよ」
手術室に入ると、そこら中に機械やモニター、ライトが並んでいて、
ドラマで出てくるような小さな手術台が真ん中に置いてある。
ガウンを脱いで、手術台に寝て、腕に血圧計や点滴、麻酔薬を打たれて、数十秒で深い眠りに・・・。
肩を揺らされ気づくと、喉の奥から呼吸器を外され、朦朧とした意識の中ストレッチャーで病室へ。
隣を見ると、奥さんが悲しげな顔で見守ってくれていた。
「側にいてくれて、ありがとう!」 と私からボソっと!
病は気からと言うが、流石に病院にいると気が滅入るものである。
世の中、難病を抱え、入院や手術を繰り返し、闘病生活を送っている人たちはたくさんいます。
手術台に寝かされ、天井のライトを見ながらチャカチャカと管を付けられる。
その恐ろしさは、未だ脳裏に残っています。
病気で苦しんでいる人に出会ったら、もっと優しく接しよう、と、今では素直に感じられる。
何事も経験しているのと経験していないとでは、素直さが変わってくる。
しかし、想い出だけで終わってしまったら、ただの体験談です。
想いを教訓に変え、その人の血や肉とする事、それが「経験値」である。
良い体験をしたら、先ずはその想いを言葉に出してみる。
言葉を変えると、行動が変わって来ます。