考えを伝えるとは!
最近、1週間に1度は那須工場へ行き、
2ヶ月に1度は海外工場を回るようにしている。
先々週はフィリピン工場で、今週はベトナム工場である。
どうもお膝元(本社工場)ばかりいると、本社びいきになってしまう。
各工場とは、ネットカメラで常時繋がっているが、
離れていると、どうしても情報が正確に届かなくなる。
Face to Face 自分の目で工場の環境や働き方を見ると、多くの情報が入ってくる。
私も机上で判断するより、現場へ直接出向き直感的に判断するタイプだと、最近気づかされる。
先週工場へ行くと、営業と現場の間でちょっと温度差を感じた。
お互い打ち合わせをしながら仕事を進めているのだろうが、どこかゴールにズレが生じている。
他にも、IT部門と工場サイドでも、お互いの言い分が噛み合わなくなってきている。
何で本音で話合わないのかなぁ!
或いは、本人は伝えたつもりだが、相手へ正確に通じていないのかなぁ!
心の中で100回言っても、相手には通じない。
反対に、心の中で100回言うと、本人は伝えた気になってしまうものである。
「私はあの人に言いました、心の中で!」
担当者から直接話を聞いてみると、良い意見や面白い意見が出てくる。
仕事に対しては、やはり本音でぶつかり合って欲しい。
嫌な事でも、言えば必ず改善に繋がる。
但し、嫌味っぽく言えば喧嘩になるし、反感だけが生まれる。
丁寧な言葉遣いで話せば、しっかりと想いは通じる。
相手も自分も、いい大人なのだから。