100年に1度の変革期
「CASE」という言葉をご存知だろうか。
Connected、Autonomous、Shared、Electric の頭文字を取った略語。
自動車メーカー各社が、今年は100年に1度の変革期だと、危機感を抱いている。
Connected(接続性):IoT技術によって繋がる車
Autonomous(自動運転技術): GoogleなどIT企業が進めている自動運転
Shared(共有社会):AirbnbやUberが進めるカーシェアリング
Electric(電動化):電気自動車など、エンジン(石油)を使わない車
これらが台頭すると、ピラミッドの頂点に立つカーメーカーが崩れ、
IT企業や新興企業が、業種を問わず厳しい競争となる未来。
それがもうそこまで来ているとの事です。
車の駆動が、エンジンからモーターに変わると、15,000点ある部品が1,500点と、
1/10になるという。(ダイソンが提唱)
そこまで部品が統合されてしまうと、当社にとっても最大な危機である。
当社の客先もそうであるが、Tire1メーカーはこぞってEV車が主力となった場合の
シミレーションと部品開発を急ピッチに進めている。
さあ、カーメーカーがいう100年に1度の変革期、
当社にとって明るい未来となるのか? イバラの道となるのか?
ダーウィンの進化論にこのような言葉である。
「強いもの、賢いものが生き残れるのではない。
変化に対応できるものが生き残れる」
会社も社員も、経営者も、
変化に対応できなれなければ、潰れてしまう。