30代とは
12月に入り、お得意先様へ年末の挨拶周りに行っている。
今年は、どの業界も忙しいようで、業績の話題を振ると皆笑顔で話てくれる。
大手・中小問わず、関東、中部、関西と駆け回っているが、
客先周りをしていて、30代の中堅・若手社員の活躍が多く見られるようになった。
生き生きと働いている彼らの共通点は、何より仕事に一生懸命である事。
話をしていても、自分が手がけている仕事だけでなく、経済界の事や、得意先仕入先の事など
自然と話題が広がっていく。
彼ら自身、自分の仕事だけでなく、他分野にも興味を持ち、良く勉強していると感じる。
経営の神様である松下幸之助さんの言葉に
「社会人としての心がまえにの第一歩は、自分の仕事に誇り持つことである。」
こんな言葉を残している。
活躍している社員は、どこか自分に自信を持っている。
それって、自分の仕事、自分の会社、自分の価値に誇りを持っており、
その価値が、自然と会社においての存在感を強くしていく。
誇りとは、「誇ること。みずからそれを名誉とする感情」
その名誉とする感情が、仕事への探究心を深め、任された事だけで無く、
色々な事にチャレンジする原動力になるのでしょうか。
働いている社員が元気だと、その会社に活気が生まれてくる。
子供も小さく家庭も築かなければならない世代だが、体力的にも一番経験が積める絶好な期間である。
私も来年38才であるが、まだまだ無理の効く年齢である。
この期間に、如何に自分自身の知識や経験を積んで行くか!
当社にも、血気盛んな30代が数多くいる。
将来への野心を持ち、誇りを持ち、その有り余った力を、是非とも仕事へ繋げて行って欲しい。
但し、誇りを持っても、自分の考えだけに驕りを持っては行けない!
あくまでも、諸先輩の意見には謙虚に素直に耳を傾ける事。
「高慢」は、悪い方の「埃(ほこり)」である。