流行り廃り!

写真立て代わりに、デジタルフォトフレームを買いに近所の家電量販店へ行きましたが…
あれっ、フォトフレームが売っていない!
店員さんに、どこで売っているのか聞いてみると、店の端の方へ陳列されていた。
3~4年前は、店の正面に陳列されていて、画像の美しさや、離れた所からも見やすいなど
各社競って発売していたが、今はその品数も減ってしまっていた。
店員さんに理由を伺うと、
「今は、iPadやタブレットで何でも出来てしまいますから、売れないんです!」 との事でした。
むしろ、デジタルよりアナログの写真立ての方が、売れていると言う!
確かに、家電量販店なのに、アナログな写真立てやアルバムの陳列の方が多い。
店内を見渡すと、店の正面にメインで陳列されているのは、 「ウェアブルカメラ」 であった。
「小さくて持ち運びやすく高性能! 今の時代は動画で思い出を残すんですよ!」
 と店員さんの熱弁に、フォトフレームの事をすっかり忘れて聞き入ってしまった。
通りで、新し物好きな内の従兄たちも、静止画より動画撮影にハマっている!
結局、目的だったフォトフレームは買わずに、家に帰ってiPadをひっぱり出し写真を入れてみたが、
簡単にデジタルフォトアルバムが完成されてしまった。。
おまけにiTuneで好きな音楽をダウンロードして、写真と一緒に流せば、一つの立派な作品である。
中途半端なデジタルフォトが売れず、アナログな写真立てが売れ、また新しい動画撮影やタブレットが売れる。
人も、技術を持った高齢な職人さんたちと、
プログラミングなど最先端に敏感な若い20代が、企業では好まれる時代。 
我々のようなスキルに中途半端な世代は、フォトフレームと同じ運命を辿っているのでは!!
流行り廃りのスパンが速い家電製品に、自分のスキルアップのあり方を学ぶべきですね。

関連記事一覧