マネージャー研修
今週からベトナム工場と恵州工場のマネジャーたちが、日本へ研修に来ています。
皆、将来を担う人材であり、彼女らで海外工場の社員たちを指導して行って欲しい。
彼女ら! そうです、当社の海外工場の責任者のほとんどが、女性であります!
現場研修、社是と考え方、財務研修に、在庫の棚卸、明日は朝から外清掃もやらせます。
私の方は、ニッセイエコの歴史を担当!
創業者である、父と叔父の生立ちから始まり、1坪からはじまった自宅隣の工場、綾瀬市の吉岡工場、
藤沢本社工場へ移転、DIP自動機の1号機の写真や、タイ工場の設立、中国進出と
写真と共に、その時々に活躍された社員の方々のエピソードを交えながらの講義である。
恵州日成設立の裏話を話していたら、既に1時間30分。。。
当初、1時間の予定が、結果的には40分もオーバーしてしまい、ベトナムとインドネシアは割愛!
設立当時の歴史は、私も父や叔父から聞いた話ではあるが、45年の歴史はさすがに重い。
私も、3月で入社17年目となるが、当社の歴史から見ればまだまだ1/3のヒヨッコであります。
学生時代に習った歴史(日本史・世界史)の授業。 私が唯一成績が良かった科目でした。
当社の歴史(創業者や先輩たちの思いやエピソード)を思い出しながら話していると、
「あっ、今かかえてる問題のヒントになるかも!」と、半分自分に言い聞かせながら授業をやっていました。
例えば、DIP自動機を作れば、製品が勝手に出来る横で、好きな麻雀が打てる!
そんな馬鹿げた夢から、業界初となる自動機を手作りで完成させたと言う。
他にも、300社以上ある今の中国の取引は、太君が酒を浴びるほど飲んでくれたからだねぇ! などなど
そんなオモシロエピソードや武勇伝こそ、今の我々に足りない何かであると思う。
「これからのニッセイグループの歴史を刻んで行くのは、あなた達ですよ!」と講義は終わったが、
彼女らには、もっとニッセイエコを好きになってもらい、
自国に戻ったら、私に代わって、当社の経営理念を、全社員に伝えて欲しいと願っています。