今期のスローガンは、「こだわり」ですが。
テレビを見ていると、こんな言葉がありました。
「自分が良いと思った事をやっても、相手に伝わらなければ、それはただの身勝手である」
その番組は、世界的巨匠であるピエール・エルメ氏へチョコレートを作ってフランス・パリの本店で出品させてもらうという内容。ギャル曽根さんが、隠し味で山椒を入れたが、中島眞介シェフから、山椒自体フランス人は分からないから意味がないと一蹴されていました。 「それよりトリュフを刻んで入れてみなさい」というアドバイス。
自己流のこだわりは、ただの頑固者である。プロというのは、常に自分がやっている事が本当に正しいのか？ それを探究する姿勢が「こだわり」ではないでしょうか。 まさに、野球に対する深い探究心と生活習慣さえも野球中心に考えるイチロー選手に行き着くのでしょう。
もう一つ為になった言葉は、
「これも良いあれも良いと増やして行き、悩み抜いて、すべてやり尽くした所から、一つ一つ外して行く勇気。それが真のシンプルである」
私もこのスローガンを発表したときに、ただの頑固者にならないようにと皆に伝えてはいたが、まだまだ浸透していないでしょう。
「こだわり」＝「探究心」＝「貫徹」 である。
