川に浮いた木の葉のように

しばらく中国へ出張していた為、世界情勢のニュースがほとんど入って来ず、少し浦島太郎のようになって帰国しました。
アメリカと中国の貿易摩擦は未だ未だ続いているし、
今度は日本と韓国が、ホワイト国としての貿易優遇を止めました。
当社も売上の半分が海外輸出やOut-Outの商売を行っているだけに
近い将来どのような経済状況になって行くのか、正直不安を感じています。
そんな中、中小企業である当社の強みは、如何なる世界情勢になっても
川を漂う木の葉のように、流れに身を任せて進んで行く事である。
私の趣味のサーフィンに例えると、毎回来る波に同じ波はありません!
すぐに崩れる波や、右から崩れる波、速い波に遅い波、
崩れる波に合わせて、ボトムターンをしたり、フローターで崩れた波を超えたり、
勢いが無くなったらカットバックをしてパワーのある所に戻る。
その時々の状況に合わせて対応して行くのがサーフィンの醍醐味です。
今年5月に日本人で初めて、サーフィンの世界最高峰WCTの大会で初優勝した「五十嵐カノア」選手、アメリカ生まれの21歳、サーファーの聖地であるカリフォルニアのハンティントンビーチをホームブレイクに持ち、昨年から日本の国旗を背負いプロサーファーとして活躍しています。
東京オリンピックでは、メダル候補です!

話が脱線しましたが、我々中小企業は、世界の情勢に振り回されていたら、簡単に潰れてしまいます。 かと言って大企業のようにお金かけて情報網を広げ、専門チームが戦略を立てる事も出来ない。

いつまでも日本の好景気は続かないでしょう。
景気も減速しつつあります。
そこに来ての貿易摩擦。

その時々で最善の策を講じて、全社員で果敢に挑んで行く。
それが中小企業の醍醐味でしょう。

関連記事一覧