救命講習
住んでいるマンションの避難訓練がありました。
40世帯くらいしか住んでいない小さなマンションですが、
住人のほぼ全員が参加しております。
今回は、消火器を使った初期消火訓練と、AEDを使った救命講習もありました。
私も会社で救命講習を受けていますが、改めて受けると色々と忘れていた事に気づきます。
・胸骨圧迫(心臓マッサージ)で胸を押す深さは5cm
・1分間に100回が目安(もしもしかめよ・・のテンポ!)
・老人や子供は胸骨圧迫で肋骨が折れてしまうが、肋骨は外側に広がるから大丈夫 (1本2本折れて、血液を全身に送る方が優先!)
・頬を相手の口元に近づけるのは、呼吸をしているか肌で感じるため
・AEDを使う際も、胸毛が毛深い人はパットが浮いてしまうので、1度貼って剥がし脱毛して 予備のパットに変えて使う。
以前、会社の講習でも教えて貰っている事ですが、日が経つとついつい忘れてしまうもの。
実際に電流を流すのは、消防署の人たちも1年で2〜3回程度とのこと。
滅多に使う機会がない分、しっかり講習を受けて緊急時に慌てずに使えるようにしておくべきでしょう。
救命講習の終わりに、マンションの理事長からこんな話がありました。
日本人は、助けを求めるている人には70%以上の人が助けてくれる。
しかし、日本人は恥ずかしがり屋が多く、なかなか大きな声で「助けて」と言えない。
内のマンションでは、住人の人が皆協力して助けます。
だから勇気を出して助けを求めて下さい。
確かに、内のマンションは規模は小さいが、エレベーターなどですれ違う人たちとは必ず挨拶を交わしている。
普段からコミュニケーションが取れているからこそ、自然と良い人たちが集まるのでしょう。