先日は、物故者慰霊祭とイベントを実施させて頂きました。
慰霊祭では、皆さんの前で仲間、そして仏教の言葉である善友について話をさせて頂きました。
聞けなかった方の為に、文書で改めて説明すると、
誰かに助けられたり、励まされた経験が誰しもあると思います。
仕事の場面でも、悩んだときに良いアドバイスをくれる同僚や上司、一緒に目標に向かって頑張れる仲間・友人がいると、とても心強いと思います。
こうした存在を仏教では「善友(ぜんゆう）」と呼びます。
「善は急げ」という言葉を聞いた事がある人はいると思いますが、
「良い事は、ためらわずに直ぐに行え」という善の字と、「互いに助け合い、志を同じくする友(とも)」を合わせた漢字です。
善友とは、私たちを支え、正しい方向へ導いてくれる大切な人のことを意味しています。
仕事でもプライベートでも、仲間を応援したり、助け合ったりする場面がきっとあるでしょう。
こうした行動の中にも、善友の要素が見え隠れしています。お互いを思いやり、支え合うことで、より良い関係を築けるのではないでしょうか。
如何にこの善友を得られるかは、人生においてもとても大きな事だと感じます。
皆さんもぜひ、自分が誰かの善友となるよう心がけてみてください。
一日一日が皆さんにとって素晴らしいものになりますように。
