それ伝わってない?
4月は新社会人など新たなスタートをきる方々がいます。私も15年前に新社会人としてスタートしましたが、その時の研修で教わった『メラビアンの法則』について少し話をしたいと思います。
メラビアンの法則とは、1950年代に心理学者のアルバート・メラビアンによって提唱された、人間のコミュニケーションにおける非言語的な要素の重要性を示した法則です。
この法則によれば、人間のコミュニケーションは、言葉の意味だけではなく、話し手の表情や声のトーン、身振り手振りなどの非言語的な要素によっても大きく左右されるとされています。
例えば、私たち「ありがとう」と言葉で感謝の気持ちを伝える場合、その言葉の意味だけでなく、声のトーンや表情がその気持ちをより強く表現していることが多いのではないでしょうか。
また、メラビアンの法則によれば、人間のコミュニケーションにおける重要性は、次のように分かれます。
・言葉の意味:7% ・声のトーン:38% ・身振り手振りなどの非言語的な要素:55%
つまり、人間のコミュニケーションにおいて、言葉の意味は重要な役割を果たしている要素の中にありながら、非言語的がそれ以上にウエイトをしめ重要であるということです。
これは、相手に物事を伝える際、言葉だけで伝えようとしたって相手はさほど理解していない。と言うことが言えます。
新人に伝える際、新しい顧客に説明する際、部内の人とのコミュニケーションで上手く伝わらない、苦手だという方々は、これが苦手だと言われます。
今回、メラビアンの法則について話をしましたが、 今後のコミュニケーションにおいて、この法則を意識していただければ、もっと相手に伝えたい事が伝わるようになるのではないでしょうか。是非、私も意識してみようと思います。