喝を入れろ。活を入れろ。
おはようございます。
朝から津波警報のニュースを目にしています。親戚・ご友人など津波避難地域に住んでらっしゃる方がいましたら、
念のため安否確認を。
さて、よく子供の頃、サッカーの試合前後に父からよく「喝を入れろ」を?咤される事が多くあった。
不甲斐ない結果や、不甲斐ない内容、チームメイトに対しても構わず自分自身のコントロールが効かず激怒するといった行動を取っていた。良いか悪いか別にして、これは父からの「喝を入れろ」という言葉を、私自身忠実に行動に移していた。
これは中学の話。私のいたチームは、弱かった。
弱いからか、まずチームメイトの「やる気」がない。「向上心」がない。そして「慣れあい」
私は、苛立っていました。
試合中でも構わずチームメイトを怒鳴りまくっていた。(ふてくされてもいた、孤立もしていた)
当時、中学のサッカー部の顧問は、サッカーをやった事はない。
キャプテンだった私は、放課後の練習に向けてメニューを考えて放課後先生に報告していたぐらいだ。
あれは、最後の夏の大会の前、三ヵ月前ぐらいだったか、先生から突然呼び出されて「活」を織り交ぜなさいと指導された。
私の記憶する限り、先生から唯一指導されたことと記憶している。(多分他にもあったとは思うが)
高校は全国大会常連高に進学した私が、高校3年時に全国大会に出場が決まって中学の先生に会いに行った際に、
先生に当時の話を聞いてみた。
先生は、「お前に技術の話をする必要はなかった。だから「人間」としての話をした。人を自分の思いのままに動かしたければ、喝だけでは動かない。実際に周りは動いていなかった。上からモノ・事を言うのではなく、お前が下に降りていけ。お互いに協力し高め合っていきたいと思ったなら」
そんな話をしてくれた。
「活」を入れる。これは今でも教訓の一つにしている。
忘れてないのだから、心に刻まれているのだと思う。