違和感
先日福島県郡山で起きた爆発事故は決して他人事ではないと感じた。20名の死傷者に180棟の爆発による2次被害。あれだけの爆発事故はここ最近見たことがない。
あれだけの事故が何故起きたのだろう。
爆発の発生源はガス漏れが原因とあるが、そもそも爆発など起こり得ないという心理からくる動機的原因によって作業が推し進められたのも事実ではと考えます。
前日に亡くなった男性とその他作業者がコンセント工事を行った際に、作業者から店内がどぶのような異臭がすると報告があったという。その時の対処は適切だったのだろうか。
違和感やいつもと違う状況と言うのは良くも悪くも「異常」である。
作業者は作業を初めから終わりまで終わらせる事がゴールとなり、違和感よりも終わらせる事に優先度高を付けがちである。
しかし、違和感を感じたら先ずは作業を止め、報告し 、再開の指示が明確になるまで確認して欲しい。
工場は、可燃物も多く、仮に爆発や火災が起きれば一発でアウトで瞬く間にその被害は最大化していく。
異常発見を機械に頼ることが多くなるが、起きる前の違和感は人間でも感じる事が出来る場合もある。そこはこれからも危機感持って何事の作業しなければいけないと感じた。