5Sの大事さ

「また探し物してる」「どこに片づけたっけ?」
そんなふうにバタバタして、気がつけば時間が経っている。現場でのあるあるですね。それが一人ならまだしも複数人が同じ状態だとかなりの無駄が発生しているということになります。

だからこそ5Sというのは必要だと会社でも強く意識させているんです。

  • 整理(Seiri):要らないものを捨てる
  • 整頓(Seiton):使いやすいように並べる
  • 清掃(Seisou):毎日きれいにする
  • 清潔(Seiketsu):きれいな状態を保つ
  • しつけ(Shitsuke):ルールを守る習慣をつける

これは皆さん知っていると思いますが、この順番が非常に大事です。不要な物が多いと整頓が一向に進まず、清潔も保つのが大変なわけです。

5Sをやると、次のような良い影響が生まれます。

① 探し物がなくなる
→ 1日5分探し物してたら、月で2時間のムダ。もったいない!

② ミスや怪我が減る
→ 散らかった道具や部品が原因でヒヤリとしたこと、ありませんか?

③ 誰が見ても分かりやすい職場に
→ 新人にも優しい職場づくりに繋がります。

よくある「続かない5S」のパターンとしては

・とりあえず片付けたけど、またすぐに元通り

・「誰か」がやってくれると思っている

・張りきったのは最初だけ

よくあります。しかし、続けるコツとして「無理なく・みんなで・毎日ちょっとずつ」を意識すること。

5Sは「すごい改善」と感じにくいですが、地味だけど「効く改善」。まずは自分の周りから!「今日、一つ整理もしくは整頓する」だけでも立派な5Sだということを意識しましょう!

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