チャレンジ精神

滋賀への出張の土日に、子供たちも春休みになったので、家族に滋賀まで来てもらい、彦根城とヤンマーミュージアムに行ってきました。

ヤンマーミュージアムでは、はじめに創業者・山岡孫吉の生い立ちからヤンマー創業に至るまでの動画を見てから、見学がスタートします。

山岡孫吉は農家に生まれ、農業を手伝っていましたが、「このままではいけない」と考え、大阪に出ることを決意しました。当時、先進的な工業都市へと発展していた大阪で、大阪ガスの配管作業員として働き、ガス発動機に触れる経験を得ました。その後独立し、ガス発動機の販売や修理を行う会社を設立しました。

その後、石油が普及し始め、当時は大型かつ高額であった石油発動機を見た山岡孫吉は、「これを小型化して安価にすれば、農家に一台ずつ導入でき、農業の効率化につながる」と考え、これまでのガス発動機の経験を活かし、小型石油発動機の開発を始めました。何度も失敗を繰り返しながら、ようやく世界初の小型ディーゼルエンジンを開発し、ヤンマーが誕生しました。

そしてヤンマーミュージアムのコンセプト

未来はチャレンジによってひらいていくものそうヤンマーは信じています。
ヤンマーの創業者山岡孫吉そうぎょうしゃやまおかまごきちは、『こまっている人を助けたい!新しい未来をつくりたい!』というチャレンジ精神で、世界初ディーゼルエンジンの小型化に成功しました。
先ずは、『やってみよう!失敗してもいい!絶対あきらめない!』そんな子供こどもたちのチャレンジ精神をワクワクするような体験を通じて育むチャレンジミュージアムです。
ヤンマーミュージアムHPより

そしてヤンマーミュージアムのコンセプト紹介の後、入口の扉が開き、さまざまなチャレンジができる農業や農業機械を中心としたアトラクションで遊べるミュージアムが広がっていました。子供たちも「あれやりたい、これやりたい」と楽しそうにチャレンジしていました。

コンセプトである「まずはやってみよう」は、当社の社是・社訓にもなっています。言い換えると「チャレンジ精神」であるということに気付かされました。チャレンジ精神は重要で、挑戦しなければ何も経験にならず、新しいことも生まれません。逆に言えば、チャレンジすることで新しい道が開けていくのです。

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