
コスト意識
「コスト意識、思い立ったらすぐ行動、今やる、すぐやる、早くやる。」これは当社の考え方の一つであり、新入社員の教育では何度も同じフレーズが登場し、毎日の朝礼でも全員で唱和しているほど重要です。
考えている間にもコストがかかっています。まずはやってみて、失敗したらそれを次に活かせばよく、まずは行動に移しましょうということで、行動の重要性に焦点を当てています。しかし、最初にある「コスト意識」というものは、会社で事業を進める上でさまざまなことに当てはまります。
まず一番に浮かぶのが電気でしょう。事務所では照明、エアコン、パソコン、OA機器、工場では照明、機械、設備などが大きな要素となります。使っていないときには電源を切り、休日前には必ず消えていることを確認してから帰宅することが大切です。
次に、物を大切に使うことです。会社には建物を含め、共用物や専用物など多くのものがあります。それら一つ一つを壊れないように丁寧に使い、定期的に掃除やメンテナンスを行います。いずれは壊れてしまいますが、修理して使い、最後まで使い切ることが大事です。使われなくなったものがどこかで利用できるかを考えることも重要でしょう。
個人的な生活の中でもコスト意識はあると思いますが、会社もまた、自分の生活を支える大切な場所です。会社としてはコストを抑えることで利益が上がり、新しい投資につながるという考え方になりますが、一人一人にとっては、コスト削減による利益で新しい設備やツールが導入され、仕事環境がより良くなるというメリットがあります。
新入社員を教育しながら、改めてコスト意識の大切さを考えさせられました。全体にコスト意識の風潮が根付き、自然に習慣化することで、良いスパイラルが生まれ、コストが下がり、工場も綺麗になっていくことを目指していきましょう。まずは電気と物を大切に使うことからですね。