コミュニケーション

先週末、久々に関東へ帰ってきた~!と思ったら、一晩寝てすぐに東北へ。大雪を覚悟しておりましたが、私が居る間は軽く振っている程度で済みました。気温は低かったため路面はツルツル(アイスバーン)の状態で久々の雪道の運転や歩行などは慎重に慎重を重ねて行動しておりました。

さて、今回はとある問題に対して考えてみました。

仕事をするうえで一人で完結できること、一人だけが関わること、というのはほぼありません。皆さんそれぞれの業務の中で誰かと関わり、その関わりが前にも後ろにもあるはずです。

自身が行っている業務というのは自分が中心で動いていることですから自身が把握していることは当然ですが、前工程の人や後工程の人がそれを把握しきれているわけではありません。そういった前工程や後工程などの関連する方々とのコミュニケーションというのはスムーズに業務を進めるために大事であることは皆さんも想像つくことでしょうし、理解していることでもあるかと思います。

工程や情報の見える化として共有しようとIT化が進んでいるところもありますが、そこには弱点もあり、伝わっているかどうかが分からないというところもあります。情報の一方通行、と言いますか、キャッチボールではなく単に投げただけ、といった問題です。

メールも同じ。多数の人に同時に情報共有することが出来るメールは便利かつ記録に残る手段として有効だと思いますが、簡潔な情報すぎると正確かつ効果的な伝達としては弱い部分もあります。

上記で挙げたようなことは、コミュニケーションが満足に出来ているとは言えない状態だということです。全ての事を、丁寧に細かに、一人一人に、というのは時間が掛かってしまうため非効率に陥ってしまいますが、状況や事情に応じたコミュニケーションを取っていくことが大事であると思います。

情報伝達する上で関係者にはメールで伝える。しかし、実際に中心になって事を進める人とは事前に説明や打ち合わせを行う、など工夫することも大事です。「そんなの非効率でしょ。」と思う方もおられるとは思います。が、物事がスムーズに進まない、伝達が伝わっていない、といった場合にはこういったアナログ的な行動が必要な時もあるということです。

私自身もコミュニケーションの難しさというのは感じておりますし、日々人と人のつながりで仕事が成り立っている中で不十分だったと反省することが多々あります。従業員同士は仲間であり家族である、と思うことは必要ですが、本質的には他人であり配慮しつつ協力していかなければいけないですね。

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