アウトプット
今期のテーマである「プロフェショナル」
先週にとある設備メーカーを訪問しました。規模は大きい会社ではないのですが、まさに技術が濃縮されたと感じる会社です。
打ち合わせの中で仕様の確認などを話していると次々とアイデアを提案してくれます。
私「こういう方法を考えているのですが」
メーカー「その方法で良いと思いますが、この方法も一つのやり方ですよ。」
私「なるほど、それは良い方法ですね。両方の良い面を取り入れたいですね。」
メーカー「やってみたことはないですが、是非試してみたいですね。」
といった感じで、仕様の打ち合わせではお互いにアイデアを出しながら、先方様も惜しみなく持っている技術やノウハウを取り入れようとしてくれます。
言われたこと(要求されたこと)を完璧に完遂させることも「プロフェッショナル」かもしれませんが、求められている以上のことを提供しようとする姿勢はまさに「プロフェッショナル」だと言えます。
どんな業務においても求められること(インプット)と成果として出すこと(アウトプット)があります。インプットに対して必要以上にアウトプットすることが良いとは限りませんが、相手のことを考え、喜んでくれる可能性があるのであれば是非心がけたい仕事に対する姿勢だと感じます。
よく業務の中で「次工程のことを考えること」と言われます。お客様に対してだけではなく、社内であっても次の工程のことを考えて仕事をするだけでもプロフェッショナル集団に近づくことでしょう。「先手」「段取り」「念入りに」は次工程へとつながる意味合いも含まれていると思います。明日からでも出来るプロフェッショナルへの道として明日も改めて意識していこうと思います。