文化の秋ですね

11月も後半になり、ようやく涼しくなった…というより、急に気温が下がり、一気に秋めいてきました。そんな中、以前から子どもたちが「ブロックで船を作ったり、船に乗りたい」と言っていたこともあり、タイミングよく氷川丸の見学無料券を手に入れたので行ってみることにしました。国の重要文化財に指定されている氷川丸が横浜の山下公園に係留保存されています。私も神奈川県民でありながら横浜の港にはいくつか船が停まっているな〜ぐらいの感覚でした。ということでテーマを船として横浜駅からシーバスという海の上を走る船に乗って山下公園まで行って氷川丸の見学をして来ました。

氷川丸は日本郵船が1930 年にシアトル航路用に建造した貨客船です。 当時最新鋭の船として竣工しました。戦争中は海軍特設病院船となり、終戦までに3回も触雷しましたが沈没を免れ、戦後は貨客船に戻り1953年にシアトル航路に復帰。船齢30年に達し第一線を退くまでに、太平洋横断254回、船客数は2万5千余名と、活躍しました。
1960年に引退した後、1961年より山下公園前に係留保存され、2008年に「日本郵船氷川丸」としてリニューアルオープンしました。
戦前の日本で建造され現存する唯一の貨客船であり、造船技術や客船の内装を伝える貴重な産業遺産として高く評価され、2016年に重要文化財に指定されました。

引用 日本郵船氷川丸ホームページ

子供の好奇心から普段訪れないような施設に訪れ、住んでいる地域に由来する日本の歴史の一つを知る機会となりました。子供の好奇心に付き合うのも思いがけない気づきが得られるものです。たまにはこういう日も良いものですね。

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