ホホバの木
ホホバという植物はご存知でしょうか?
美容液として有名なホホバオイルの方が知っている人が多いと思いますが、
このホホバの種子から搾油したのがホホバオイルとなります。
このホホバは、乾燥地域で栽培されており、水のない砂漠でも育つ植物であり、アリゾナ州やメキシコの砂漠地帯でも育てられています。 育っても2〜4mほどと低木ですが、主根は10mほど長く、水の少ない砂漠地帯でも地下深くから水を吸い上げられます。
その為、湿度の高い日本の環境下では育て難い植物ですが、見事に当社のスタッフたちが花を咲かせることに成功しました!
全くお世話をしていない私も嬉しさいっぱいです。 すみません、全ては一生懸命にお世話をしてくれたスタッフたちのお陰です。
ちょうどコロナ禍の3年前に、私が床屋さんの亭主と世間話をしている時の話ですが。
私が、「髪の毛が薄くなって来て嫌ですよ」という悩みに、
亭主が「インディアンって薄毛がいないって知ってますか? 皆髪の毛を長髪にして、フサフサ・サラサラで結いてますよね。
あれって毎日ホホバオイルを髪や頭皮に塗っているからなんですよ。」
この床屋さんも、以前まではホホバオイル、それも栄養素の高いゴールデンホホバオイルを扱っていましたが、卸してくれていた業者さんが高齢で販売を辞めてしまったとのこと。 薄毛で悩む私としては、よ〜し内で作ろうと言うことで、ネットでタネを買って来て、園芸上手なスタッフさんたちに声を掛けて、タネ50個中30株以上もの苗木を育ててくれました。 そして3年越しで初の開花です。
それでも、皆さん初めての植物にかなり苦労しており、ネットで情報を集め、試行錯誤の繰り返しだったと思います。
本当にありがとうございます。 これでタネが量産できたら、私の髪もフサフサ、お肌もツルツル、への時間はまだまだ先ですが、一つの物を作り上げた経験と達成感は得られたのではと感じています。
今回はホホバの話でしたが、会社の新規事業も花を咲かせるまで3年越しの時間と労力が必要でしょう。
一生懸命に立ち上げても芽が出ないかもしれない、途中で栄養が足りなくて萎んでしまったり、環境が悪く枯れてしまうかもしれない。 逆に水をあげ過ぎたり、温かい室内で環境が良過ぎても育たない。四苦八苦しながら、丹精込めて育てて初めて利益に繋がって行きます。
その時間と労力は、ホホバに似ていますね。