まずはやってみるところから
「基本が大事」過去のブログで他の人も含め何度が書かれていることですが、新しいものを始める時、とにかくまずは勢いでやってみて見たまんま真似をしてやろうとしてしまいます。まぁうまくは行きませんよね。その都度「基本は大事だぁ〜」と必ず気付かされます。
前回の物故者慰霊祭より雅楽の龍笛を始めました。楽器なのですから音を出すことを始めからやってしまいます。やはり見よう見まねで、譜面も理解できていないところがありながら、なんとか音が出て必死に周りに合わせておりました。必死に吹くもので酸欠になるし、音もズレるし変な汗かきながらの演奏でした。
ようやく先生に教えてもらう機会があり講習会に参加したのですが、まずは形。体の姿勢、向き方、龍笛の持ち方、指の使い方から指導いただきました。
やってみるとどうでしょう。最初は今までの癖がついていて矯正しにくかったのでですが、慣れてくると息も辛くなくしっかりと音が出てくるのです。苦労していたことが形を治すだけであっさりとできるようになるのです。ここで「やっぱり基本が大事なんだな」と気付かされるのです。
小さい頃の遊びも見よう見まね。キャッチボールを始めるのも、まずはボールを投げることから。そして上手くなりたいと本を読んだり教えてもらったり、野球を初めて基礎を学んでいくものです。
基本をしっかりとやるとことで、上達のスピードが早くなり、応用もできるようになり、臨機応変な対応もできるようにななるのです。わかってはいるのですが、まずはやってみたくなってしまいますね。でもそれでいいと思います。まずはやってみて、難しい上達しないと感じ、基本を勉強しその大切さを知る。そして基本をしっかりと身につけることができると思うのです。