改めて気付かされたこと

先日、WBC(ワールドベースボールクラシック)で日本代表が優勝しましたね。

ここ数日はこの話題で持ち切りになっています。暗い話題よりもこういった明るくなる話題はやはり元気をもらえますよね。

活躍した選手の話や代表選手の家族との秘話、監督やコーチの思い、など裏話なども特集されていたり、対戦国との絆だったり、チームメイトとの関係性だったり、野球のプレー以外の話なども興味深く特集されることが多かったですよね。

そういう色々なWBCに関わる話題の中で、私が心を打たれた話題があります。

それは、日本代表が使っていたベンチ(試合中に監督や選手などはいるグランドに面した場所)の中が試合後でもとてもキレイだった、という話です。

サッカーWCでも、日本代表が使ったロッカールームが素晴らしかった、と称賛を浴びておりましたが、野球でも類似した出来事として称賛を浴びていたのです。

こういった日本の素晴らしい部分が取り上げられること、世界で称賛されることが発信されるのは非常に嬉しいですね。

こういった行為(ロッカールームやベンチがキレイ)が当たり前に出来るのには、日本特有の躾や文化が関わっているのでしょうね。

例えば、外食した時も食べ終わったお皿はキレイに並べて(あるいは重ねて)店員さんが持っていきやすいようにする、とか、使用した公共施設は最後に自分たちでキレイに片づけて掃除してから帰る、とか、誰に教わったかよく分からないことですが、いつの間にか身に付いていることというものが多々あります。

こういった行為には、そのお店や施設への感謝、次に使う人への気遣い、のような相手を思っての行動から始められたものなのでしょう。

日本では当たり前のような行動になっているせいか、こういうことがクローズアップされることはないのですが、世界から見て称賛される出来事として取り上げられることで、日本国内においても当たり前のこととして単に行うのではなく、感謝や相手への思いやりを持って行うことの大事さを改めて気づかされた気がします。

当社の中においても、業務のことでも、業務外のことでも、当たり前のように行ってくれていることが多々あります。それをみんなが感謝し合うような環境や雰囲気を作っていきたいですね。

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