提案
新しいモノやコトを相手に提案する際は、相手のコトを徹底的に考え提案する利他的思考が良いとされています。
例えば、自分が絶対に良いサービスや製品だと思っても、市場や相手にとって今は不必要だとしたら、それがどんなに良いモノであっても決して売れる事はありません。
それをしつこく提案するのは、利己的思考が強く、上手く事は運ばない可能性があります。
昔、中古車販売の仕事をしていた際に、本社の分析チームが、お客がほしい車をそのまま提案した場合と、課題を見つけ出して潜在的ニーズを掘り起こし提案した車※お客が最初に欲しかった車とは違う車の場合。とでは、次に買い替える時期スパンがお客が欲しい車をそのままのほうが早かったというデータを見たことがありました。
おそらくこれは、理想と現実とのギャップに顧客が気づけなかったから手放すスピードが早くなってしまったのだと思います。
営業にとって、相手が今や将来、問題となるコトは何なのか。まずはこれを聞き出す事が大切です。そこからそれを先延ばしにするとどんな影響が大きくなるのかを確認した上で、潜在的に眠る課題を掘り起こし最適なサービス提案をすることが付加価値を生み出す次世代の柱となる収益化に繋がると感じています。
そのリミットは無限ではありません。
1つ1つの案件に対して丁寧にかつスピード第一で進めて行きます。