2030年
2030年大予測、テクノロジーで解く未来の姿という記事に目がいきました。その中でも注目される5大テクノロジーと掲載されていました。
1.人間型労働ロボット
労働ロボットといえば、当社でもようやく導入を進めている、アームロボットがありますが、各作業に1台、違う工程となるともう一台が必要になってきます。そこで人型ロボットであれば汎用性が高く場面に応じて様々な用途に使えるという事です。電気自動車メーカーのテスラも人型ロボットの試作機を公開し、2025年〜2027年の実用化を目指しているようです。
2.五感遠隔転送
味覚では、味を基本5味(甘味、塩見、酸味、甘味、うま味)に分解し、それをそれぞれデータ化。各味の溶液をミックスして、噴射する事で元の料理の味を印刷する事ができるようです。また嗅覚も20種類の要素臭が発見され、データ化する事で味覚と合わせて、仮想空間上で料理を味わえたり、遠隔地にある料理の味見もできるようです。
3.環境発電
環境発電といえば、太陽電池で身近なものでは昔から電卓に使われています。その太陽電池の発電効率が上がっている事。また、太陽電池以外に、温度差を利用しての発電、人が歩く圧力、振動から発電し屋内の低電力デバイスを電池なしで動かす開発がされているようです。
4.3次元測位
今やスマホでのGPSの位置情報は当たり前になってきています。また、別の機能として気圧の変化で高さや標高なども測定されています。そのGPSと高さ情報より3次元的な位置情報の取得となり、人流分析、ナビゲーション、災害対策にと利用されるようです。ショッピングセンターやビルの各フロア毎にナビゲーションされるようになるようです。
5.ウェラブル脳波計測器
おでこや耳に脳波計測デバイスをつけ、脳波をデータ解析し、スマホなどにフィードバックする仕組み。リラクゼーション、パフォーマンス向上、ヘルスケアなどの利用を目指しているとのことです。
あと7年すれば2030年。遠いようで近い未来。様々なものがデータ化され、ますますデジタル技術が向上し生活に溶け込んできます。昔SF映画で見たものがまさに現実になっていく将来。どこまで便利になりすぎて人類、大丈夫かという不安もありますが、未来のテクノロジーには期待されられるものです。