昨日、テレビを見ていたら、昔の輝きを取り戻すために、100日間の特訓をして、現役アスリートと勝負する、という企画番組がやっていました。
10代、20代の学生の頃は、トップアスリートで輝き放っていたが、30代40代となった現在は体型も太り、運動も思うようにいかなくなっていた方々が家族のためにもう一度輝きを取り戻そうと奮闘する内容でした。
これを見ていた中で、印象に残った言葉があります。青山学院大学陸上部の原監督が元教え子の特訓に訪れて指導していた時の言葉です。何かを成し遂げようとするには、「覚悟が必要だ！」と。
「覚悟」と聞いて、ハッとしました。目標を達成するために、計画を立てたり、努力したり、これはこれで必要だと思うのですが、覚悟はどうだったか。自分の覚悟って何なのだろうか、と考えさせられたのです。
覚悟を持って取り組みます、とよく聞く言葉だが、何かを捨ててでも自己犠牲をしてでも成し遂げる、そのような気持ちで発していたのか、と自分が恥ずかしくなりました。
もちろん覚悟だけで目標は達成できるわけではありません。何かを成し遂げられるわけではありません。ですが、何か目標を立てた時に、自分にはこれを達成するための覚悟が持てるかどうか、だと思います。
こればかりは人から押し付けられて生まれるものではありません。自分の覚悟とは何か、何を成し遂げたいのか、どうなりたいのか。
覚悟を決める、とは簡単にはいかないとは思います。ですが、何か壁にぶつかったとき、大きな目標を見つけた時、自分の覚悟、これがきっと後押ししてくれるものになる、と改めて感じました。
