私はあまりテレビを見ないのですが、ふとテレビを付けた時に、池上彰先生の特番のような番組の時は必ず見ます。
先日の連休の時も世界情勢の特番をやっていて、見た方も多いのではないでしょうか？
なぜ池上先生の番組が好きかというと、とにかく分かりやすいということです。よくコメンテーターや評論家の方が出ている番組はありますが、批判やら自分の意見やらで、正直面白くありません。その点、池上彰さんの番組は何か自分に考えさせるような進行や話の持っていき方であり、押し付け感が無いと感じるんですよね～。
そう、この押し付け感って、結構仕事にも同じことが言えるな、と感じます。自らがやろうとしたことと言われてやらされていること、どちらがモチベーションが上がってできるでしょうか。おそらく、自らがやろうとしたことの方が上がる方が多いのではないでしょうか？
私は業務では指示をする側でも指示を頂く側でもあります。部下に指示をするときには、まずは考えさせる、やらせてみることを大事にしています。その中で出来栄え、経過、結果見た時に次に活かせるようにアドバイスや指摘をしています。
最初から指示をしてしまうと、選択肢が一つになってしまうこともある。しかし、部下のやろうとした内容をまずは見てあげることで、部下を成長させることができたり、幅を広くさせたりすることが出来る。
池上彰さんの番組はそういうふうに、まずは自分がなんでだろうと考えさせられて、そして最終的には見解があるので、自分の中に落とし込みやすいと感じるわけです。
私自身もそういった場面があったときには、幅を狭くするやり方ではなく、広げられるやり方が出来るように心がけたいと思います。
