挫折から学ぶ

夏の風物詩ともいえる、夏の高校野球甲子園大会。それが今年はコロナの影響で中止となり、選抜大会で出場予定だったチームのみでの交流試合が開催されている。

甲子園大会という最大の目標を失った球児達の心中は、その球児達にしか分からないことだと思うが、それでも各地方における代替試合など新たな目標に向かって一生懸命に立ち直る姿は、私も高校球児だった身として、感慨深いものがありました。

挫折というものは、いつどこでどのように自分の身に降りかかるか分かりません。その中で、絶望的になったとしても、新たな夢や目標、モチベーションをどのように持っていくかで人は成長するものだと思います。

仕事においても同様ですね。挫折、失敗など、自分にとって凹むような出来事があったときに、どのように向き合うか。その壁を乗り越えるのは自分自身です。

全てがうまくいくことはありません。なんで自分がこんな目に、と恨みたくなるような気持ちも出るかもしれません。しかし、どのようなことだったとしても、自分に与えられた成長するチャンス、と前を向いて向き合うことが大事だと感じます。

45期ももうすぐ終わります。45期内で挫折したこと、失敗してしまったことを振り返り、良い経験だったとして46期に向けて気持ちを新たにしていきたいものですね。

先日、大変お世話になった大大先輩が定年退職致しました。私が海外に初めて出張にいったとき、業務において挫折と絶望を感じていた時に色々と指導をくださり、アドバイスをくださった方です。この時の失敗から学んだことが今とても活かされていると感じます。

私の師ともいえる方が退職されたのは寂しいですが、考え方も含め、私自身も後輩に指導していけるようにしたいと新たな気持ちになりました。

挫折から学ぶ、けして簡単なことではありませんが、全てが自分の財産になる経験だと思ってこれからも精進したいと思います。

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