目先を変える

物を一方向から見ると、それは平面でしか見ることが出来ていない。複数の方向から見て、ようやく立体的に見ることが出来て、どんな形かを知ることが出来る。

物だけではなくて、事に対しても同じではないだろうか?

起こった出来事に対しても、一人の意見・見解だけでは、その人から見た出来事になってしまうが、他の人の意見や見解を聞くことで、その出来事が立体的になって、全体像が見えてくるものです。

それともう一つ、自分自身つまり一人であっても、目線を変えることは出来る、ということです。自分の立場だけではなく、相手の立場になって(想像して)みるというのは、見解を深めるために必要なことです。

よく「客観的に」と言いますが、「楽観的に」ではありません。他人事のように捉えるのではなく、あくまでも立場を変えてみて主観的に見るのです。

自分の意見は大事。しかし、それと同格に相手の意見も大事なのです。当社の考え方に、否定(批判)ではなく意見を言うこと、とあります。否定は何も事が進みません。むしろ、本質(真実)が明確にならずに終わってしまうこともあります。

私も意見はしますが、批判的になってしまうこともあります。そういう時こそ相手の立場(言われた側の立場)を考えるように行動しないと、と心を改めていきたいと思います。

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