ベトナム市場
先日、ベトナムに行ってきて、改めてベトナムの将来性を感じました。
ちょうど12〜13年前の中国といったところ。
営業活動をすれば、どんどん案件が舞い込んでくる、ちょっとバブル期の状態である。
帰国が夜行便で時間が残った為、数年ぶりにハノイの街を観光してきましたが、
旧市街(古い街並み)と新市街(ビル群)が入り混じった感じがしました。
綺麗に舗装された道路からちょっと裏路地に入れば、束になった電線が剥き出しに、
そこら中に生ゴミが散らかっていて、その横をHONDAの125CCバイクの大群が通り過ぎていく。
なんだか昔の上海を思い出す!
5年経てば、古びた家やアパート群も一掃され、綺麗な街並みになるだろう。
1965年にベトナム戦争が起き、
1975年にサイゴン(ホーチミン)が陥落し、
1976年にベトナム社会主義共和国となった。
街を歩いていると、砲台や爆撃機(B-59)が、
おもむろに展示されていた。
また、ベトナムの独立と南北統合を成し遂げた
ホーチミン記念館を訪れ、フランス領からの独立
までの歴史が、事細かく描かれておりました。
2006年に設立した当社ベトナム工場! 10年間でグループ随一な拠点となりました。
しかし、街の発展と共に、欧米企業やローカル企業が競って育って来ており、
数年後には今の中国市場のように、競争が激化する事でしょう。
未だ当社が優位な立場にいる内に、 全社員一丸となってベトナムに集中して行かなければならない。
とは言っても、明日から中国出張です!
育てた中国市場も、今やローカル企業との激しいシェア争いの渦中におります。
この後始末も、私の仕事ですね(苦笑)