我在上海!

引越し準備で、暫くは上海出張が増えています。
今回は週末を挟んで丸々2週間、日曜があるので近所を散策しています。
上海郊外の華漕鎮(上海虹橋第2空港より北東に15km)
上海工場が出来た25年前は、周りは全て田んぼで隣は池で金魚が養殖されていて、夜になるとカエルの合唱! 会社の前は幹線道路でしたが、半分舗装されていない砂利道で、毎日たくさんのオンボロトラックが上海市内から土砂を運んで、外は砂埃が舞ってました。小さな食堂の前には若い女性が立ち、長距離ドライバーの客引き。 そんな農村だった町が、10年前に虹橋第2空港の建設で立退きされた人たちの住居(マンション)が立ち並び、立派な高架道路が出来て、次々にショッピングセンターが立ち始めました。
私も街を歩いていると、日本のファミレス(サイデリア)が出来ていて、お昼から中国人の家族連れの行列。隣は牛丼チェーンのすき家に、スタバ、輸入食品や輸入雑貨の店が並び、北米のCOSTCOまで出来ていました。
どおりで我々みたいな工場はもっと郊外へ出て行けと言われる訳です。
お腹が空いてフラッと入ったレストラン、ビール一杯48元!(約800円)ハンバーガーが100元(約1,600円)
周りを見ると、中国人の家族連れや仲間たちが、高価そうなステーキやサーモンのグリルを美味しそうに食べています。
Wifiも飛んでいて、ブログも書けるので大変便利ですが、
30元でお腹いっぱい食べて、1本6元の青島ビールを飲んでいた頃が懐かしい。。
世界第2位の経済大国となった今の中国に、1番の主要都市である上海。
郊外とあっても、オフィスビルやマンションが立ち並び、道端には高級車が停まっている。
昔のイメージを捨てきれていないのは私だけなのでしょう。
中国でのビジネスも、今や日本の成功例なんて通じない所まで来ています。
教育レベルも、所得や生活水準も、IT化も都市化も優に日本を超えている。
街を歩くと、綺麗に舗装された歩道が付いていて、ゴミ一つ落ちていない。
赤信号になれば、車通りが無くても皆横断しないで待っている。
次の時代の大国だなっと、心から感じさせられました。

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