壁を取っ払う
2年半当社で働いてくれた社員が、ご家庭の都合で退職することとなった。旦那様の転勤ということで「仕方ない。。。」と思いつつ、非常に残念な気持ちでいっぱいでした。
部署は違えど、私の業務を手伝ってくれて(というか業務の一部を受け持ってくれて)、私はその分他の業務に多く時間を使うことが出来たり、一言でいえば残業を減らすことが出来たのは、彼女のサポートがあったからと言っても過言ではない。
彼女が業務を手伝ってくれるようになる前までは、一人で全部抱え込んでやっていたような気がします。もちろん他部署と連携を取って、色々な方に助けてもらって、前工程・後工程など業務の流れの中でコミュニケーションをとって、要は役割分担の中で皆働いているわけで自分一人で仕事をしているわけではありません。
但し、当時一人部署だった私にとって、他部署にも関わらず業務を共有していたと感じるのは彼女だけでした。本当に感謝感謝の気持ちでいっぱいです。恥ずかしさもあって、面と向かって「感謝」を伝えきれなかったのが悔やまれます。
私自身これをきっかけに改めて感じたことは、役割分担・業務分担の中で人とつながるだけではなく、部署を超えたサポートを大事にする、ということです。それぞれの部署で行っていた業務をひとまとめにしてくれたことで効率も管理も向上した、自部署のことだけを見ていたら自分だけのことを考えていたら気づかないことかもしれない。
仕事は一人でするものではありません。また、業務は貯金のように貯めるものではなく、完結させて減らしていき、そして次の業務へと移行していくわけです。どうしたら効率が良くなるのか、部署という壁を取っ払って全体を見ていくこと。そういうお互い助け合いながら仕事していけるように、私がこれから目標とする姿です。